薄毛男性の生活習慣を徹底解剖!
薄毛になってしまう原因の1つには、日常の生活習慣にもあるといわれています。
本記事では、男性が薄毛になる可能性が高くなってしまう生活習慣をまとめてみました。
頭皮や髪の健康も意識した生活を送りましょう。
薄毛の原因になる生活習慣は、身体の健康にも悪い!
薄毛の原因となる生活習慣は、生活習慣病や、癌・心臓病・脳血管疾患などの命に関わる原因とほぼ同じといえます。
健康な身体が、健康な髪や頭皮をつくり出すので、健康に良い生活習慣が、髪の健康を保つ秘訣といえます。
頭皮環境の悪化を予防・改善する為にも、頭皮に悪い生活習慣は改善しましょう。
薄毛になりやすい食生活とは?
こちらでは、薄毛に繋がりやすい食生活をまとめています。
身体の細胞や筋肉などと同様に、髪の毛根にも、食事で摂取した栄養を送る必要があります。
脂こい食べ物を好む
スナック菓子やカップラーメン等の脂こい食べ物は、皮脂の分泌増加に繋がり、毛穴を詰まらせ、抜け毛を引き起こす可能性があります。
塩辛い食べ物を好む
塩辛い食べ物は、老化を早めて脱毛を促進させる可能性がありますし、髪の健康だけでなく、高血圧や動脈硬化などの重篤な病気を引き起こす危険性が高まります。
糖分の多い食品を好む
糖分の過剰摂取は、髪に必要なビタミンBが糖を分解するのに消費されてしまいますし、代謝が低下する為、抜け毛の原因となります。
唐辛子やコショウなどの刺激の強い香辛料を好む
カレースパイスなどの刺激の強い食べ物や、辛い食べ物は、皮脂の分泌が過剰になったり、髪の毛母細胞の活動を低下させる原因となることがあります。
暴飲暴食をする
暴飲暴食をすると、胃が食べ物を消化させると目にエネルギーを消耗してしまいます。
胃に入ってきた、大量の食べ物は、量が多すぎると消化しきれなくなり、栄養が身体に回らなくなってしまいます。
栄養は生命に最も重要な心臓や脳などの臓器へと優先的に回される為、優先順位の低い髪の毛には、十分な栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
毎日偏った食事を摂っている
髪の身体の一部なので、髪をつくり育てるのは、食事から摂取される栄養となります。髪の元となる良質なタンパク質や亜鉛・アミノ酸などが不足すると、健康な髪や頭皮を維持することができなくなります。これらの栄養素を摂りながらバランスの良い食事を心がけましょう。
バランスの悪い食生活を送っている
美容師さんが、薄毛の男性の話を聞いて、一番印象に残っているのが、食生活の悪さだそうです。「ジャンクフードや、カップラーメンばかり食べている」などの方の頭皮は、脂でべたついているそうです。
そして、そんな男性のほとんどが、一人暮らしの独身男性で、食べ物に気を使わず、野菜や魚等をほとんど食べないそうです。
薄毛になりやすいヘアケア法とは?
薄毛は一日にしてならず!
普段の生活の中でヘアケアはとても大切です。
こちらでは、薄毛の原因を作ってしまう可能性の高いヘアケア法を紹介しています。
夜にシャンプーをしないまま寝る
美容師さんがお客さんから「仕事から疲れて帰ると、お風呂に入る気力がない。」という話を聞くと、「寝る前の髪の毛が一番汚れている状態ですよ。」とアドバイスをするそうです。
1日過ごすと、髪の毛にほこりや汚れが付着していますし、汗もかく為、頭皮の毛穴から脂が分泌されています。
薄毛予防や改善の為には、頭皮を清潔にすることが重要なので、汚い髪の毛のまま寝るのは厳禁です。
寝る前には必ずシャンプーをして、髪の毛を清潔にしましょう。
この時のシャンプーは2度洗いが基本となります。
シャンプー後、ドライヤーを使用しない
美容師さんによると、薄毛が気になる方は、シャンプー後にドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かすことが大切だそうです。
頭皮や水分をしっかりとるか、髪がしんなりする位の水分量を残して、ジェルやグリースを使用すると、髪への伸びが良くなり、艶が均一になりやすいです。
タオルだけで頭皮の水分だけを完璧に取り除くことは難しいので、シャンプー後のタオルドライだけでは、蒸れた状態が続き、頭皮にとって良い環境ではありません。
薄毛を気にする方は、ドライヤーで完全に乾かしてから、ジェルやグリースをつけることをおススメします。
この時、ジェルやグリースを頭皮に付けないように注意をして下さい。
シャンプーのすすぎが不十分
シャンプーには界面活性剤という、泡立ちを良くする成分が入っています。これは、頭皮の脂を取り除く成分で、すすぎが甘いと界面活性剤が髪の毛に残り、頭皮を硬くする為、抜け毛が増える可能性が高くなります。
美容師さんによると、シャンプーのすすぎは、洗剤をつけたスポンジに例えると分かりやすいそうで、例えば、泡のついたスポンジを軽くすすいだだけでは、ギュッと絞ると又、内側から泡が出てきますが、髪のシャンプーもこれと同様で、しっかりとすすがないと、泡は完全にはなくならないとのことです。
又、髪の健康の専門家の方も「薄毛に悩んでいる方は、シャンプーのすすぎが足りない方が多い。」と指摘しています。シャンプーのすすぎの目安は、髪の毛がキュッとする位がベストで、髪の毛にぬめり感が残っているときは、シャンプーが残っていることになるので、気を付けましょう。
カラーリングやパーマをかけている
キューティクルを通して髪の中心から色を変えるカラーリングは、髪の組織を人工的に変化させるので、髪に悪影響を与えてしまいます。又、カラーリングやパーマの薬剤が地肌に触れた場合も、頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
ヘアケア用品の影響
肌質に合っていない合成界面活性剤・殺菌剤などが多量に含まれているシャンプーやリンスの使用でも抜け毛が増えることがあります。
朝シャンをしている
時間に追われる朝にシャンプーをすると、すすぎがいい加減になりがちですし、朝シャンは、シャンプー後に髪を守る膜ができる前に外出してしまいやすくなってしまいます。
又、髪にとって大切な時間である夜に頭皮が汚れたままになっている等の理由で、髪の毛にダメージを与えやすくなってしまいます。
薄毛になりやすい生活習慣とは?
日常生活の中にも、薄毛にしてしまう要因が隠れています。
こちらでは、薄毛男性にありがちな生活習慣をまとめています。
お酒の飲みすぎ
多少の飲酒は血行促進作用があるといわれていますが、過度な飲酒は髪に悪影響を与えます。
アルコールの糖分は、皮脂に変化する為、アルコールを過剰摂取すると、毛穴が詰まりやすくなり、薄毛の原因となります。
又、肝機能が衰えると、肝臓で生成されるたんぱく質が不足し、発毛や育毛を阻害する可能性も生じます。
過度のダイエットをしている
無理な食事制限等のダイエットによって、髪の毛や頭皮に必要な栄養が不足したり、ダイエットによるストレスによって、血流が悪くなり、頭皮に栄養が運べなくなることがあります。
便秘がち
腸内環境が悪化すると、免疫力が低下する為、頭皮への健康にも悪影響が生じます。又、便秘がちになると、血液が汚れる為、体の老化が進みます。
更に、腸内環境が悪化すると、ビオチン(ビタミンB7)が不足し、薄毛や抜け毛等の髪への影響が生じることに。
ビオチン(ビタミンB7)とは、ビタミンの一種で、タンパク質などの代謝に関与し、髪の健康にも深く関与しています。
帽子をいつもかぶっている
美容師さんによると、紫外線予防の為には帽子が大切ですが、ニット帽を1日中かぶっているのは良くないそうです。
その理由は、ニット帽は蒸れやすく、頭を締め付けるので、頭皮の血行を悪くするからだそうです。
普段から帽子をかぶっている方は、髪の毛が薄くなると更に帽子をかぶって隠す頻度が高くなり、増々悪循環に陥ってしまう方が多いそうです。
ストレスが多いく、溜め込んでいる人
現代人は忙しく、人間関係や仕事・不規則な生活などでストレスが知らないうちに溜まりがちになってしまいます。
ストレスが溜まると、血管を収縮させ、血行が悪くなる為、髪の毛に必要な栄養が運ばれにくくなってしまいますし、身体の免疫力が低下する為、髪の健康が保たれなくなります。
慢性的に睡眠不足
睡眠の目的は、「免疫細胞やホルモン分泌によって、昼間に受けたダメージ等を寝ている間に修復させること。」です。その為、睡眠時間が少ないと、頭皮へのダメージの修復もできなくなるので、薄毛へと繋がりやすくなります。
又、髪や身体を成長させるといわれている成長ホルモンは午後10時~深夜2時の間に最も活性化します(ゴールデンタイム)。この時間に睡眠をとることが髪の健康の為にも理想的といえます。
運動不足
運動不足になると血液の循環機能が低下します。血流が悪くなる為、頭皮への栄養供給能力が下がってしまい、薄毛へと繋がりやすくなります。
喫煙をしている
喫煙は、慢性的に血管が収縮している状態をつくります。血行も悪くなるので、頭皮への栄養も行き渡りにくくなってしまいます。
不規則・体内時計を狂わす生活
日勤と夜勤のシフトを交互に繰り返している方や、不規則な勤務スケジュールで働いている方は、体内時計が狂いやすいといわれています。身体を休めるべき時間帯に働いている為、身体のダメージが十分に修復されず、身体の新陳代謝や免疫力が低下してしまうことがあります。
血行が滞るような行動をとっている
睡眠不足・喫煙・過度の飲酒など、血行を悪くする習慣は、血液によって栄養が毛根へ運ばれにくくなる為、薄毛の原因に繋がってしまいます。
血行をよくする方法として、スカルプアイテムを使用しながら頭皮を揉み解す、頭皮マッサージがおススメです。
薄毛に繋がりやすい、その他の生活習慣
・頭を紫外線にさらしている(髪や頭皮にダメージを与える)
・せっかち
・整髪料をつけたまま寝る
・汗をかかない生活をしている
・白米の食べ過ぎ
・ 野菜はあまり食べないが、肉は良く食べる
・1日に何度もシャンプーをして皮脂を取り除いている
・ブラッシングのし過ぎで、髪の毛が抜け落ちる(ブラッシングをする際は、ヘアクリームをつけると良いです。)
まとめ
基本的に、身体によくない生活習慣は、頭皮や髪の健康にも悪影響を及ぼすと考えた方が良いかと思います。
健康的な生活を送ることで、薄毛予防・改善と共に、心筋梗塞や動脈硬化・癌・糖尿病といった重篤な病気も予防する可能性も高まります。
毎日のちょっとしたことで、髪の健康にも繋がります。
髪や頭皮や身体の健康の為にも、生活習慣を見直してみては如何でしょうか?