女性に適したシャンプー方法!これを守れば薄毛の予防に繋がる?
シャンプーの方法を気をつけるだけで、髪の毛へのダメージを減らし、薄毛を予防することが可能となります。
髪の毛を美しく健康な状態に保ち、薄毛を予防する為に、正しいシャンプー法を身に着けましょう。
Contents
女性の薄毛の予防の為のシャンプー方法とは?
シャンプーは毎日行うことなので、良いことも悪いことでも頭皮への影響は大きくなります。
毎日のシャンプー法を見直すだけでも女性の薄毛は予防可能となります。
こちらの項目では、健康な髪を保つ為の具体的なシャンプーの方法についてご紹介します。
シャンプー前に頭皮マッサージをする
頭皮のマッサージは血行を良くし、薄毛予防や改善に効果があるといわれています。
シャンプー中に頭皮マッサージを行う方が多いかもしれませんが、頭皮が濡れている状態に頭皮マッサージをすると頭皮にダメージを与える恐れがありますし、シャンプーの時間が長くなってしまうので、頭皮に負担をかけてしまいます。
頭皮マッサージはシャンプーをしながらではなく、シャンプーをする前の、頭皮が乾いている時に行うと効果的となります。
~頭皮マッサージの具体的なやり方~
1.シャンプーをする前に、指の腹で頭皮を圧迫するよう押した後、指を離すというマッサージを数回繰り返します。
2.1の後、指の腹を使って指先で軽く叩いたり、頭皮を軽くつかむようにして、頭皮を前後に動かします。
頭皮マッサージをすることで、緊張していた頭皮を柔らかくして、血流を改善させる効果が期待できます。
血行が良くなると、頭皮の内部にある毛細血管から毛乳頭を通して取り込まれる毛髪への栄養が行き渡りやすくなり、薄毛予防への効果が期待できます。
毎日の習慣に、シャンプー前の約3分間頭皮マッサージを取り入れてみて下さい。
シャンプーをする時のお湯の適温とは?
頭皮の皮脂は、お湯の温度が高いと落ちやすく、温度が低いと落ちにくくなります。
同じシャンプーを使用しても、お湯の温度で洗いあがりの髪の状態は変わります。
お湯の適温は38度位の少しぬるいかな?と感じる位の温度です。
ぬるま湯なら健康な頭皮の為に必要な皮脂を奪う事もなく、皮脂と混ざり合った汚れを落とせる温度でもあります。
お湯の温度が熱すぎると頭皮を痛めますし、乾燥してしまいます。逆にぬるいと汚れが落ちないので、お湯の温度にも気を配ってください。
余洗いをする
ぬるま湯で髪と頭皮を濡らし、手櫛で髪についているホコリや汚れや頭皮の皮脂を洗い流します。この余洗いをすることで、髪の汚れの7割は落ちるといわれています。熱いお湯で洗うと頭皮の健康に必要な皮脂まで除去してしまうので、ぬるめのお湯で洗い流しましょう。
シャンプーは2度洗いする
シャンプー剤を使用して基本的に2度洗いします。
余洗いの時点で髪についた大半の汚れは落とせているので、髪よりも頭皮を洗うというイメージで洗髪していきます。
シャンプー剤を直接頭皮につけると、刺激が強すぎてカブレや薄毛の原因をなってしまう事があるので、シャンプー剤は手の平で軽く泡立ててから使用します。シャンプー剤が多すぎると洗い残しの原因となるので気を付けて下さい。
1度目では、手の平で泡立てたシャンプーを髪につけて、整髪料や髪の表面の汚れを落とします。
2度目は、1度目よりもシャンプーの量を少し減らして、手の平でシャンプーを泡立ててから髪につけ、じっくりと毛穴の中までシャンプーを浸透させていきます。
髪の具体的な洗い方
1.手の平で泡立てたシャンプーを後頭部へつけて、そこから髪全体に広げていきます。
(洗い残しが起きないように、髪の部分ごとに分けて洗うと効果的となります。)
2.前髪の生え際から頭頂部にかけて洗い、その後、耳の後ろから頭頂部の上部分を洗います。最後に襟足から後頭部の下の部分を洗っていきます。
この時、指先を使ったり、爪を立てたり、ゴシゴシ力を入れてこするのではなく、指の腹を使って顔を洗うように優しく洗いましょう。
シャンプーの泡が頭皮に浸透すれば汚れは落ちるので、強くこする必要はありません。
すすぎは充分に行う
シャンプーのすすぎ残しが原因でフケやかゆみ・抜け毛となることが多いので、すすぎは充分に時間をかけて丁寧に行います。
シャワーですすぎをする場合は、頭皮に対して垂直にシャワーをあてると頭皮への適度な刺激によって血行が促進されます。
トリートメントの仕方
1.トリートメントをする場合は、トリートメントが髪に効率よく浸透するよう、髪についている水分を手でしっかり絞り落とします。
2.トリートメントを適量、手の平にとります。
トリートメントも頭皮につけると刺激となるので、頭皮にはつけず、髪の毛だけにつけます。
3.トリートメントを髪に馴染ませる為に、ブラシやコーム等を使用して髪をとかすと、櫛が頭皮にあたり、頭皮を痛める可能性があるので、手櫛でトリートメントを髪全体になじませると良いです。
4.トリートメント効果をより実感されたい場合は、数分程度放置すると、トリートメント成分が髪に浸透されます。
5.トリートメントが髪に少し残っていた方が良いというのは間違いです。トリートメントもシャンプーと同様に洗い残しがないように充分にすすぎます。
※トリートメントが頭皮にどうしてもつく場合、薄毛予防の為にはトリートメントの使用を中止した方が良いです。
しっかりとタオルドライを行う
タオルドライは、髪よりも頭皮の水分を落とすつもりで拭くようにして下さい。
タオルドライはゴシゴシとタオルを髪にこすって拭くのではなく、頭皮を揉みこむように優しく丁寧に行い、しっかりと水分を落とします。
このタオルドライで水分をしっかり拭き取ることで、ドライヤーの時間を短縮できるので、髪のダメージを減らすことができます。
ドライヤーで髪を乾かす
髪を自然乾燥させると、髪に必要な水分まで蒸発させてしまうので、頭皮のかゆみや乾燥の原因となってしまいます。シャンプー後はドライヤーを使用して髪や頭皮を乾かして下さい。
まずは、仕上がりのヘアスタイルを意識してブラッシングをします。
その後、髪から約20㎝離して髪の根元から毛先に向かって乾かしていきます。
早く髪を乾かしたいからと、ドライヤーを髪に近づけてかけると髪が痛みやすくなるので注意してください。
髪の健康に良いシャンプーと悪いシャンプーとは?
シャンプーは使用されている洗浄成分によって、主に「石油系」、「アミノ酸系」、「ベタイン系」、「高級アルコール」系に分類できます。
石油系の合成界面活性剤を配合したシャンプーは洗浄力が強すぎます。
頭皮を必要以上に乾燥させると、乾燥によって皮脂が過剰分泌される為、頭皮のかゆみなどを招きやすくなってしまいます。
様々な種類のあるシャンプーの中で一番、頭皮や髪の毛に負担をかけないのが「アミノ酸系」や「ベタイン系」の洗浄成分&無添加処方のシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは、界面活性剤の代わりにアミノ酸系の成分が配合されているので、刺激が少なく、女性の髪や頭皮の健康を守ってくれます。
シャンプーに配合されている良い成分とは?
アミノ酸系やベタイン系など、両面活性剤を使用したシャンプーがおススメです。
~アミノ酸系やベタイン系シャンプーの良い点~
・優しい洗浄力
・必要以上に髪の健康の為に重要な成分を洗い流さない
・髪の汚れを落としながら、髪の栄養となるタンパク質の成分を髪に付着させる作用がある
・洗浄と同時に傷んだ髪を修復してくれる
※成分表に、ベタイン、ココイル、ココアンホ、ラウロイルと表記されているものは、ベタイン成分となります。
シャンプーに配合されている悪い成分とは?
女性硫酸系シャンプーは避けた方が良いです。成分に「○○硫酸」と書いてあるシャンプーは、頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。
~女性硫酸系シャンプーの悪い点~
・洗浄力や脱脂力が非常に強い
・頭皮への刺激が強い
・かゆみやフケ、薄毛になる可能性が大きい
シャンプーを行うベストなタイミングとは?
女性が良く行う朝シャンは、「目覚めが良くなるから」とお湯の温度を高く設定してしまいがちですし、慌ただしさからシャンプーやヘアドライが中途半端になりやすく、洗い残しや頭皮のムレ等を招くこととなります。
又、シャンプーをすると頭皮のバリア機能を一時的に低下させることになります。朝シャンをすると、日中の紫外線などの外的刺激や、汗や皮脂などの分泌汚れが髪の毛根へとモロにダメージを与えてしまうことになり、頭皮環境を悪化させる恐れがあります。
朝シャンは薄毛対策には非常に悪いので、すぐに改めましょう。
シャンプーをするタイミングは、成長ホルモンが盛んになって肌も髪も育つといわれている、夜寝る前に行うのがベストです。
まとめ
毎日行うシャンプーは、食事や睡眠などと同じで生活習慣の一部と考えてよい行動です。
シャンプー方法が間違っていると、ダメージが蓄積されて薄毛に繋がることもありますし、逆に正しいシャンプー習慣にすることで薄毛のリスクを減らすことも可能となります。
髪は女性の命です!正しいシャンプー方法を身に着けて、薄毛予防をしましょう。