抜け毛が多い人の「共通食生活」とは?
Contents
抜け毛が増える食事とは
髪の毛は私達が普段食べる食事から栄養素を吸収して成長しています。
過度な食事の偏りやバランスの悪い食事を続けることによって、
それが浸透すると抜け毛を増やす危険性があります。
塩分が多い食事
塩分は血圧を上昇され、それが長期的に続くと動脈硬化のリスクを高めることがわかっています。
また血管年齢を老化させてしまい、頭皮への血流が減ることで抜け毛に繋がると言われています。
脂っこい食事
脂っこい食事は塩分と同じく血圧を上昇させる可能性が高く、
脂肪分が毛穴を詰まらせて頭皮の血行不良を起こし抜け毛を増やす可能性があります。
辛い食べ物
スパイスの効いた辛い食べ物を食べると発汗作用により頭皮に汗をかき同時に皮脂も増えることで
毛穴を詰まらせて抜け毛を促進する可能性があります。
5大栄養素と抜け毛の関係
5大栄養素とは、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルからなります。
この栄養素をバランス良く摂取することで私達の体の健康を維持しているとも言われていますが、
この各栄養素ごとに抜け毛との関わりをご紹介していきます。
たんぱく質・脂質と抜け毛
髪の毛はたんぱく質の一種であるケラチンでできています。
食事から摂取したたんぱく質がアミノ酸に分解されてケラチンとして髪の毛を作っています。
この栄養が不足すると抜け毛が多くなると言われています。
一方、脂質の摂り過ぎは肥満に繋がり、肥満はAGAの原因のひとつであると言われています。
脂肪分の摂り過ぎは抜け毛の促進であるので気をつけましょう。
しかし、魚から摂れる「オメガ3脂肪酸」は頭皮の健康に欠かせない
栄養素なので積極的に摂取して良いものです。
ビタミンとミネラルと抜け毛
ビタミンは髪の毛の合成に必要なアミノ酸の合成も補助しています。
ビタミン不足になると皮膚や細胞を健康に保つことができず抜け毛が増えてしまう原因となります。
ミネラルも皮膚と頭皮の健康を保つ上で大切な栄養素で、
体内で運搬する鉄分の不足は抜け毛の原因となります。
炭水化物と抜け毛
炭水化物から体内で分解されるブドウ糖は体を動かすためにもとても大切な栄養素であります。
普段の生活において多少の炭水化物不足でも影響はありませんが、毛髪となると事情が変わります。
体内で摂取したたんぱく質が重要な体の組織に回されることによって
末端組織である髪の毛などへ栄養が回ってこないため栄養素が不足してこれが抜け毛となってしまいます。
抜け毛予防ができる食生活
前提に「栄養バランスの取れた食事をすること」これに限ります。
髪に良いものだけを多量に摂取しても頭皮まで運んでくれる栄養が欠けてしまえば意味がありません。
食事をバランスよく摂取することは基礎的なことですので見直しをしてみましょう。