ヘアカラーは薄毛に影響する?しない?
Contents
薄毛になる?ブリーチは頭皮にダメージ!
そもそもブリーチとは、髪の色素を抜く脱色剤です。
日本人の髪は、黒いですよね。
その上から色をのせても、キレイに染まりません。
髪の色をブロンドなどの明るい色や、赤や青などのビビッドな色にしたい場合は、
一旦ブリーチ剤で髪の色素を抜いたあとに、
ヘアカラー剤で髪を染めると、キレイに染まるとのことです。
ブリーチによる頭皮の影響
ブリーチ剤を髪の毛の表面に塗布すると、
髪の毛の大部分をしめる層であるコルテックスに浸透します。
そして、コルテックス内にあるメラニン色素を分解することで、
髪の毛を明るい色に変化させるのです。
キューティクルをこじあけ、キューティクルに守られている
コルテックスにまで影響を及ぼすブリーチ剤は、非常に強力な薬剤です。
実は、この薬剤が、塗布時に頭皮や毛穴に付着してしまうことが薄毛の原因となります。
髪の毛を生み出し成長させるために重要な部分である頭皮や毛穴が、
ブリーチ剤によって傷ついてしまうのです。
頭皮には影響が無い?ヘアマニュキア!
ヘアマニュキアとは、髪にダメージが少なく、
短期間で色が落ちるので手軽に髪色を変化させられるのがヘアーマニュキュアです。
ただ、黒髪を明るくすることは難しいことと、
シャンプーをする度に色が徐々に落ちていってしまうというデメリットもあります。
ヘアマニュキアのメリット
ヘアマニキュアはイオン結合によって髪の表面にだけ色を吸着させる方法です。
主に白髪を染める時にこのヘアマニキュアは使われます。
薬剤がそこまで強くないので、ご自宅で気軽に使えるという利点があります。
ただ、「ヘアマニキュア」はキューティクルを着色するためキューティクルへの
ダメージはあるものの、コルテックスへの影響は小さめなので
ブリーチよりは髪へのダメージを起こしにくいタイプと言えます。
カラーリングはやはり美容室・ヘアサロン!
カラーリングによるダメージを避けるためには、自分の髪の状況に合わせて
ヘアマニキュアも含めたカラーリング剤を選んでいくことがまず大切でしょう。
その上で、頭皮につかないように気をつけなららカラーリングを行うのが大切ですね。
そのためには、下記の2つが必要です。
1.ヘアケアの観点も含めて適したカラーリング剤を選択すること
2.頭皮に付着せず綺麗にカラーリングを行うテクニック
これらは、いずれも美容室・ヘアサロンで
美容師さんと相談しながら実施するのが適しています。
最近は自分で自宅でカラーリングすることもできるようになっていますが、
自分で染色するとどうしても頭皮に付着しがちになったり、
染色の時間が長すぎて髪へのダメージが大きくなりがちです。
カラーリング剤による頭皮への影響は一時的なことが多いですが、
それでも頭皮が敏感な時期や肌荒れを起こしている時期は避けたほうがよいですよ。