育毛シャンプーってあるけど育毛にリンスは不必要?
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リンス・トリートメント・コンディショナーを把握しよう
そもそも育毛シャンプーとは、その名の通り、
育毛や発毛のことを考えて作られたシャンプーです。
そのため、ほとんどの育毛シャンプーでは洗浄成分も刺激の強すぎるものは避けられており、
石鹸系やアミノ酸系の界面活性剤が使用されています。
さらには育毛・発毛のためのケア成分が配合されており、育毛のための頭皮ケアを行うには一番よいシャンプーです。
では、リンス、トリートメント、コンディショナーなどはお使いでしょうか。
使っている方もなんとなく使っていませんか。
この3つの違いを把握していきましょう。
この3つの違いは何か?
《リンス》
「すすぐ」という意味のもので石鹸シャンプーなどアルカリ性になった髪のphを酸性へと調節し、また、油分で髪の表面をコーティングし、キューティクルの痛みを防ぎ、水分の蒸発を抑える働きがあります。
《コンディショナー》
「調節する」という意味があり、リンスよりも保湿機能が優れているものをコンディショナーと呼んでいます。
《トリートメント》
「手当て、治療」といった意味で、髪の内部まで
タンパク質成分が浸透するのでダメージ部分に栄養を補給する効果があります。
トリートメントの効果と使い方
髪の表面の状態を整えて、栄養や油分も補ってくれ、
髪のダメージまで補修してくれるトリートメントですが、
どのような髪のダメージに効果があるのでしょう。
トリートメントの効果
トリートメントの一番の目的は、「水分と油分を補う」こと。
毛髪の理想的な水分量は12~13%なので、
シャンプーしながら髪に水分をしっかりと含ませ、油分でコーティングしてあげます。
ドライヤーの熱などからの乾燥を防ぎ、同時に枝毛・切れ毛も防ぎます。
細毛、切れ毛にお悩みの方は
トリートメントしてみる事も考えてみてはいかがでしょうか。
トリートメントの使い方
トリートメントは髪に栄養や補修成分を浸透させるものなので、
シャンプーした後にするようにしましょう。
よく、シャンプー、リンスした後に行うといった方もいますが、
これではリンスで髪をコーティングされた後なので、
せっかくの補修成分が浸透していきません。
また、髪に浸透させる性質上、10分ほど時間を置いてから流すようにしましょう。
トリートメントは髪に作用が働くので頭皮にまで塗りこむ必要はありません、
トリートメントを流す際にはしっかりとすすぎ残しが無いようにしましょう。
リンスを使うと薄毛になるのか?
リンスを使うとハゲると言うのを一度は耳にしたことありますよね。
今だにこの噂を信じリンスを使用しない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、間違ったリンスの使い方をしてしまうとハゲる可能性はあります。
間違ったリンスの使い方
女性が「リンスでハゲる」なんてことは聞いたことがありませんよね。
髪を洗うのに時間を掛けてシャンプーやリンスをするというのが
リンスを使っていても薄毛にならない秘訣なのです。
しっかりと洗い流せばリンスが頭皮にダメージを与えることはありません。
めんどくさがってしまうことで薄毛になってしまうのです。
また、リンスの正しい使い方を理解していない人は、
大量に使ってしまう傾向にあります。
大量に使用すると、洗い流すことが難しくなってしまうので注意が必要です。
リンスは使用用途を間違えなければ綺麗な髪を維持してくれるので、
正しい方法で使用し、キチンと対策を立てるようにしましょう。
まとめ
リンスなどは、育毛シャンプーとは違い直接、育毛や発毛の効果を促進するような
ものではありませんが、正しく使うことにより、現在生えている髪の毛のダメージを
手当してくれる役割があります。
育毛に間接的に効果あるかもしれませんので、自身の髪がダメージヘアだと
思う方は、使用してみてください。