薄毛テラス

日本の頭髪の未来を明るく“照らす”薄毛総合情報サイト

赤い頭皮はトラブル進行への赤信号?!

Share Button

頭皮の色には、健康状態が表れているといわれています。
そのため、頭皮の色をチェックすることは、頭皮の健康状態が優れているかの判断材料になります。

健康な頭皮の色は通常、肌色か青っぽい白です。頭皮が赤っぽくなると薄毛のサインだという話を聞いたことはありませんか?それは、あながち間違いだとは言えません。

では、頭皮の色にはどのようなサインがあるのでしょうか。

健康的な頭皮は青みがかった乳白色

人間の頭皮の色は通常、肌色か青っぽい白です。
なぜ青っぽくなるかというと、頭皮一面に毛細血管が張り巡らされているからなんです。血液は赤ですが、皮膚と血管越しには青く見えます。つまり血管に血がしっかりと巡っていると、頭皮は青く見えるのです。

そして頭皮は乾燥しているとよくないため、適度に保湿されているのがベストな状態です。透明に近い白ということは、適度に水分を含んでいるということ。

そのために、頭皮は青白く乳白色の状態がとても健康的なのです。

こんな頭皮色は注意が必要!!

頭皮は外部からの刺激を守るために、頭皮の毛穴から皮脂を分泌しています。そのため健康な頭皮は、適度に脂分と水分があります。

このバランスが崩れると頭皮の色に変化が現れるのです。

頭皮の環境が悪化する原因には、様々なことがあげられます。

「湿度の低い室内に長時間滞在していること」
「紫外線やドライヤーによる乾燥」
「シャンプーのしすぎ」
「過度な脂質抜きダイエット」
などが考えれらます。

いずれも頭皮の脂分を奪う、または不足させる原因になるので、注意してください。

では、どんなトラブルが潜んでいるのか、頭皮の色別に見ていきましょう。

・白い頭皮


白色の頭皮は乾燥している可能性があります。
状態が悪化すると、乾燥で角質が剥がれ、頭皮から細かいフケがパラパラ出る状態になります。

お顔や身体のお肌が乾燥気味の方は、頭皮も乾燥になりやすいことが多く、また洗浄力の強いシャンプーを使い頭皮や髪を洗うと、過剰に油分が失われ乾燥してしまいます。

・黄色っぽい頭皮

頭皮が黄色い状態は、毛穴の皮脂が多くなっていて酸化してる状態の頭皮です。

黄色頭皮の原因に多いのが、シャンプーのやりすぎによる乾燥。
過剰なシャンプー(洗浄力が強すぎる・回数が多いなど)が原因で、頭皮の油分がなくなり逆に頭皮を乾燥から守ろうと、必要以上に脂を出そうとします。

そして、過剰に分泌した脂が残り酸化して頭皮が黄色くなります。

また、ストレスや睡眠不足、栄養不足などが原因で頭皮環境が荒れると、頭皮の毛穴が防御反応で皮脂を多く分泌します。

・赤っぽい頭皮

赤やピンクっぽくなっている頭皮は、体の外部刺激の炎症と、体の内部要因があります。

□外部刺激の炎症
外部要因の多くは、シャンプーや紫外線。
刺激の強いシャンプーを使って頭皮が炎症する例も多くみられます。
またアレルギーや乾燥からくる痒みで掻いてしまい頭皮を傷つけてしまうことから炎症に繋がることもあります

□体の内部要因
血流が滞ったり、血の巡りが悪く停滞していると赤くなって見えることがあります。
体温が高く血圧が高い方も、頭皮は赤くなりやすいです。

青色頭皮になるには?改善ポイントまとめ

・洗髪習慣を見直す

頭皮は1ヶ月ほどで新しい細胞に生まれ変わります。頭皮に良い生活習慣を続けることで、健康な頭皮を保つことが出来るのです。

夜、就寝前にはシャンプーをして、1日の汚れを落とすようにしましょう。頭皮は身体の中でも皮脂の分泌量が多く、放っておくと毛穴を詰まらせる原因となってしまいます。

・シャンプーの見直し
刺激が強いと言われているシャンプーはアルコール系のシャンプーです。
洗浄力は強くて期待できるのですが、頭皮への刺激が強く、肌に合わないというトラブルが多く聞かれるシャンプーです。
具体的には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸アンモニウムなどが配合されていると注意が必要です。頭皮の赤みを感じている方は、このようなシャンプーを使用していないかチェックしてみましょう!

頭皮の赤みには、低刺激のアミノ酸系シャンプーが最適です。アミノ酸系のシャンプーは髪の生成に役立つ亜鉛が多く入っているシャンプーが多いです。

洗浄力は決して特別強いわけではなく、頭皮状態を正常なものにしてくれるので、頭皮の赤みが目立つ人に向いているシャンプーと言えるでしょう。

・血行不良改善

血液の循環が悪いのに赤っぽくなるというのは矛盾しているようですが、その理由はうっ血です。本来スムーズに流れているはずの血がひとところにとどまっているため、赤く見えるわけです。

また、血糖値が高くなると血液の粘度が増すので、血流を妨げる大きな要因になります。糖尿病の人に薄毛が多いと言われるのは、そのためです。

血行不良が原因だとすれば、頭皮マッサージがおすすめ。
洗髪の時に指の腹を使って頭皮をもみほぐすように動かすと、血行がよみがえります。

また、血行不良改善には普段の生活環境の見直しもとても重要です。

-食生活
頭皮の血行を促すビタミンEや、頭皮を作るコラーゲンの生成を助けるビタミンC、細胞の分裂を整えるビタミンAは、健康的な頭皮作りには欠かせない栄養素です。
積極的に取り入れましょう。

-睡眠
頭皮の新陳代謝が活発に行われるのが、夜10時から深夜2時の間。
この時間帯までに頭皮を清潔にして、しっかり眠ることをオススメします。

-運動
運動をすることで、頭皮の血流量を増やすことができ、頭皮が必要とする栄養素を届けやすくなります。

まとめ

健康な頭皮になるためには「洗浄・血液循環・保湿」の3つがとても大切です。

今使っている商品の見直し、生活習慣を見直すだけで、頭皮ケアにつながります。
頭皮の色が、赤や白、黄色だという人は、頭皮環境が整っていない状態です。

今すでに頭皮が危険信号の人は、今以上に悪化させないこと。
頭皮は薄く非常にデリケートなので、まずは「痒くても絶対に掻かないこと」です。

生活習慣を改善して、健康的な青白い頭皮を目指してみましょう。

薄毛テラスの想い