髪の毛がキシキシするのはシャンプーのせい?
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よくシャンプーが原因とも言われているのですが、他にもいろいろな理由が存在しているのです。
パーマが原因でキシキシ髪になる
女性の場合には、パーマを当てる人もいると思いますが、このパーマもキシキシ髪の原因になってしまうのです。髪の毛というのは、表面をキューティクルと呼ばれているものが保護しているのですが、パーマはこのキューティクルを剥がし、内部にあるシスティン結合に働きかけることでチリチリとした状態にします。よって髪の毛にダメージを与えてしまうのは当然だと言えるでしょう。
髪染めもキシキシの原因
最近は髪の毛を染める人が多くなっています。昔は髪の毛を染めるというのは、白髪染めのことを意味していました。この白髪染めも髪の毛にダメージを与えてしまうのですが、茶髪や金髪などに染めるためのカラーリングも髪の毛をキシキシさせてしまう原因になるのです。
なぜなら薬剤を髪の毛の内部に浸透させ、化学変化を起こさせることで色を変えているからです。カラーリングは手袋を使って使用することを推奨していることでもわかるように、かなり強い成分を使用しているので、パーマよりもダメージが大きくなると言えるでしょう。
熱を加えるのはよくない
先ほどもパーマが原因でキシキシした髪の毛になると記載しましたが、パーマに限らず、髪の毛に熱を加えるというのはよくないことです。パーマー以外にも、ドライヤーやこてなどを用いる人も多いでしょう。このドライヤーやこてもキシキシ髪の原因になります。特にこては熱を直接髪の毛に加えるので、かなりダメージが大きくなると言えるでしょう。ドライヤーを使うときには、あまり熱くし過ぎないことや、ヘアオイルを使うなどして保護してから使わないといけません。
髪の毛の摩擦
洗髪した後に、乾いて硬くなっているタオルでごしごしと擦る人もいます。特に男性が多いと言えるのですが、髪の毛の摩擦が原因で、キシキシしてしまうこともあるのです。洗髪後は乾いて硬くなっているタオルで思いっきり擦るのではなく、あくまで水分を拭き取ればよいので、軽く頭に当てるぐらいで問題ありません。後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。ただし、ドライヤーの熱もあまりよくないので、温度には注意しないといけません。
使用するシャンプーに要注意
今まで髪の毛がキシキシしてしまう原因をいろいろと取り上げてきました。そんな中でもキシキシしてしまう原因として最重要視されているのがシャンプーです。シャンプーというのはかなりたくさんの種類が出ているのですが、知っての通りに髪の毛というのは弱酸性になっているのが一般的です。しかし、洗浄力を高めるために、弱アルカリ性のシャンプーが販売されているのを見たことがある人もいるでしょう。
アルカリ性のシャンプーは、洗浄力は強くなるのですが、髪の毛のキューティクルを開いてしまう原因にもなります。また、硫酸系の成分を使用しているシャンプーも洗浄力が強すぎて、髪の毛をキシキシにしてしまう原因になります。このような点を踏まえてシャンプーを購入すれば、髪の毛のキシキシを防ぐことができるでしょう。もちろん自分の頭皮や髪の毛に合っている物を選択することも重要です。