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アナタは大丈夫?薄毛になる生活習慣!

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薄毛は遺伝による影響が大きいことはすでにわかっています。
しかし薄毛のすべてを遺伝のせいにばかりしていては、みすみす「脱薄毛・薄毛予防」のチャンスを自ら逃してしまっているといっても過言ではありません。
薄毛は、正しい生活習慣が前提にあり、その前提の上に、はじめて遺伝の要素が大きくかかわってくると考えるべきです。

薄毛と生活習慣の関係

薄毛は、必ず遺伝により健康上のトラブルが現れる「遺伝病」ではありません。もちろん遺伝よって薄毛の遺伝子が伝わることは事実ですが、その遺伝子のすべてが薄毛の発症を確定させるわけではありません。

実際、薄毛の遺伝子を持ちながらも薄毛にならない人もいれば、薄毛の遺伝子を持っていないにもかかわらず、薄毛を発症する人もいます。ですから薄毛の遺伝子は、薄毛になるか否かではなく、薄毛を発症する時期や生活習慣を考える上で、参考程度にとどめておくくらいでちょうどよいのです。

薄毛にならない生活習慣とは?

薄毛にならないためには、薄毛にならないような生活習慣、つまりは薄毛を伝える遺伝因子による実行力を発動させない生活習慣が必要になります。しかしそのためには、あれをしなさい、これをしなさいという命令口調で語られる約束事をいくつも守らなければなりません。

ただでさえ薄毛の脅威がストレスになっているにもかかわらず、あれをしなさい、これをしなさいでは、正直言ってあまり前向きな姿勢で薄毛への対処を講じる気持ちにはならないでしょう。

ですから、薄毛にならない生活習慣を実行するというよりは、薄毛になる生活習慣をできるだけ排除していきましょう、というニュアンスでとらえると、少しは気持ち的にラクになるのではないでしょうか。

薄毛になる生活習慣とは?

しかしだからといって、薄毛になる生活習慣を排除すること自体も、そんなに簡単なことではありません。もし簡単に実行できるなら、私たちにとって大きな脅威となる薄毛は、この世からたちどころに消滅するはずです。薄毛が一向に減っていないように思われるのは、なかなか思うように「薄毛になる生活習慣を排除できない」というゆるぎない事実があるからです。

そもそも、薄毛になる生活習慣とはどういった生活習慣なのか、という根本がイマイチわかっていない人が多いといえるのかもしれません。実際、つい最近まではお医者さんにとってでさえ難しいテーマだったわけですから、私たち素人にしてみれば、これは無理もないところでしょう。

薄毛になる生活習慣は、いろいろなファクターが考えられます。たとえば喫煙、運動不足、ストレス、暴飲暴食など、私たちが送る日常ではごく当たり前に行われる「悪しき生活習慣」とされる習慣の群れです。

ただし、「私は喫煙者だけど、ほかの生活習慣には問題がない」といったケースもありますので、具体的にどういった生活習慣がその人にとっての薄毛の原因になっているかを特定することは、実はかなり難しいといえるのです。

結論から言ってしまえば、どんな生活習慣であっても、「血流を阻害するおそれがある生活習慣」が、薄毛のリスクを高める生活習慣であるといえます。

血流を阻害しない生活習慣を送ることが重要

頭皮には「毛母細胞」と呼ばれる細胞があって、この細胞が発毛の機能を担っていると考えて問題ありません。毛母細胞は「細胞」ですから、血液から栄養を補給し、不要な物質を血中に送る作業が人知れず行われています。私たち人間でいうまさに「生活」に当たります。

私たちが栄養補給(食事摂取)も不要物の排出(排せつなど)を長期的にできなくなってしまえば、私たちは生きていくことができなくなります。毛母細胞に置き換えるなら、それは「血液が送られてこない状況」に相当するでしょう。そうなると、当然毛母細胞も生きていくことができなくなります。

結果的に、血流が阻害されて栄養補給も不要物排出もできなくなった毛母細胞が死んでしまうことになるのは明らかです。これが、「血流の阻害が薄毛の原因になる」と考えられる有力な根拠です。

もちろん、ほかにも難しい男性ホルモン(テストステロンなど)が微妙に絡んできたりもするのですが、わかりやすい解釈をするなら、やはり生活習慣の悪化によって血流が阻害されることほど薄毛のリスクが高いファクターはない、ともいえるのです。

上記にいくつか挙げた喫煙、運動不足、ストレス、暴飲暴食、加えて睡眠不足や休息不足などのファクターは、いずれも血流を阻害するリスクがあるとされるファクターです。だからこそ、喫煙はやめなさい、運動しなさい、ストレスは発散しなさい、ちゃんと眠りなさい・・・といった命令口調になってしまいがちではあるのです。

できる努力は惜しみなく行うことが大切

愛煙家にとって禁煙は大きなストレスになりますし、お酒好きの人にとって断酒は生きる糧を失うことと同義ともいえるでしょう。愛煙家で酒好きの筆者にもその気持ちはよくわかります。

どうしても禁煙できないなら、その分運動不足を解消して睡眠時間をしっかりとるようにするとか、どうしても断酒できないなら、たばこの本数は減らして休息はしっかりととるとか、「できる努力」を惜しまないことが、薄毛予防への第一歩になります。

何もしないで薄毛が怖い・・・と考えるのはしかたがないことですが、もっと怖いのは、何もしないことで「薄毛になることが怖くなくなること」のほうです。予防を含む薄毛対策のことを頭の片隅にでも入れておけば、薄毛のための努力の理由付けにもなるのです。

がんばりましょう!

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