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日本人は薄毛になりやすいって本当?

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ラッシュ時の都内の駅というと、サラリーマンやOLさんが地面という地面を埋め尽くすのが日常になっています。
そういう中に自分も紛れこんでいると、このままどこかに流されていってしまうのではないかと不安になる反面、しかし集団の中の1人であることに妙な安心を覚えたりもします。

日本人って、薄毛の男性が多いです。男性は仕方がないかもしれませんが、女性の中にも薄毛に近い感じの方はいらっしゃいます。そういうときは、日本人って、薄毛が多いのかな?などと思ってしまいます。

そのへんの事情はどうなのでしょうか?今回は「日本人に薄毛は多いのか?」というテーマに迫ります。

実際のデータはどうか

日本人に薄毛が多いのかどうかなんて、日本国内にとどまりながら考えていても、対照的なデータが降って湧いてでもこない限り、外国人とは比較なんてできませんよね?そこで、データを引用しつつ(参考:https://hagelabo.jp/articles/hage-ratio)、外国人の薄毛の割合と比較してみたいと思います。

日本人の薄毛の割合と分布は?

それでは、まずは日本人の薄毛の割合から検証してみることにしましょう。

日本人全体の薄毛の割合・・・20%

年齢を無視した「全体」のデータなので、この段階では多いような気もしますしこんなものなのかなという気もしますし、まだなんともいえませんね。では、年齢別のデータも見てみましょう。データはすべて概数、単位は%です。

20代:5~8、30代:11~14、40代:30~35、50代:43~45、60代:50~52

30代のデータの段階で、「けっこう多いなぁ・・・」などと感じたりもするのですが、40代からは急増していくことがわかります。40代というと、中間管理職などと呼ばれるストレスが多い世代でもあり、同時に、お子さんも徐々に大きくなってご家庭での立ち位置もなかなか難しくなる年代ですから、ストレスが最も大きい世代でもあるといえそうです。とすると、やっぱりストレスと薄毛が強く関係するという説が裏付けられることにもなりますね。

ちなみに男女別で見ていくと、男性は女性の2倍の確率で薄毛を発症するとのこと。ですから概して言えば、単純計算なら
日本人男性は20%以上、女性は10%以上
が薄毛を発症しているという結論に至ります。

諸外国の薄毛率で日本と比較!

それでは、いよいよここからは、諸外国との薄毛発症率の比較をしてみたいと思います。あまり難しいことは考えずに、順位とパーセンテージ(概算)を列挙していきましょうか。
(参考:https://hagelabo.jp/articles/hage-ratio)

第1位・・・チェコ:43%(日本のおよそ1.6倍)
第2位・・・スペイン:43%(チェコとはわずか0.2ポイント差)
第3位・・・ドイツ:41.2%(チェコと隣接する国だけに食文化が似ている?)

ということで、上位はいずれも、日本人男性の2倍以上もの薄毛発症率を誇る(?)ヨーロッパの国々でした。ヨーロッパといえばビールの消費量がダントツで高いこと、そして動物性脂肪が豊富な肉食のルーツとなった国々が位置していることも、けっこう密接に関係しているのかもしれませんね。しかしすごい薄毛発症率ですよね・・・

とすると、これら上位国の半分にも満たない日本の薄毛発症国ランキング(?)は、意外にもそこまで上位ではない可能性も見えてきましたね。で、実際のところどうかというと、日本の薄毛率ランキングは・・・

第14位!!!

ということでした。正直、なぁーんだ、という感じでしょうか。これなら「日本人は薄毛が多い」とは言えないような気もします。とはいえ、世界には200か国前後の国があるわけですから、その中で14位というのは、果たしてどうなんでしょうか?薄毛が少ないとはいえないものの、多いとも断言できない、中途半端というか、いかにも日本らしい順位かな、という気がしないでもありません。

ヨーロッパ諸国では「薄毛は恥」という文化はない!

日本人の場合、多くは「薄毛にはなりたくない」、「薄毛は恥ずかしい」という認識になると思います。しかしヨーロッパ諸国では、薄毛は個性であって、別に恥ずかしいことではないと考えるのが一般的なようです。というか、「薄毛」という発想自体が希薄であり、「毛があるかないかの違いでしょ?」という程度のものだと聞いたこともあります。

日本だったら「大違いやわ!」と思わず関西弁ツッコミを入れたくなるところですが、根本的な認識のちがいがこのような意識のちがいを生んでいるといえそうです。

もちろん、毛があるかないかだけと言えれば言えますので、日本人は少々薄毛を気にしすぎなのではないかという気がしないでもありません。反面、薄毛は「血行不良」が原因である可能性も低くはないので、とすると、疾患とも意外とかかわりが強いことも危惧されます。

ですから、薄毛だから・・・というよりは、健康に問題があるから・・・というスタンスで、薄毛の根本的なケアをしていくことは、むしろ推奨されることなのかもしれませんね。

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