抜け毛のタイプで薄毛危険度チェック!!
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抜け毛とは
毛が皮膚から抜けた状態のものを抜け毛と言います。
人間の身体には約500万本の毛が生えていると言われており、
その内、髪の毛は約10万本くらいです。抜け毛が起きる要因は様々ですが
「毛の量を一定に保つ」為の働きがあると言われています。
何らかの原因で毛髪サイクルが乱れて抜け毛が増えると、
薄毛に繋がってしまうのです。
抜け毛の役割
薬物検査の際に毛髪を調べることはご存知でしょうか?
つまり、髪の毛は体内の老廃物などを排出する器官でもあります。
髪の毛が定期的に抜けるのは、体内をキレイにする役割もあるので、
抜け毛が起こるのはごく自然な減少なのです。
毛髪サイクルについて
髪の毛は抜けるにあたってしっかりと準備をしています。
その準備期間のことを「退行期」、
抜ける準備が出来た髪の毛は「休止期」に該当します。
休止期の髪の毛は、シャンプーや枕に擦れるだけで抜けていきます。
発毛した髪の毛は数年間の「成長期」を経て「休止期へ」向かって
いきます。
薄毛の人はこのサイクルスパンが短い傾向にあります。
抜け毛が増えるタイミング
1日の間ではブラッシングやシャンプー時に
多くの髪の毛が抜けていきます。
1年を通してみると春に抜け毛が多い傾向にあります。
これは自然脱毛です。春の脱毛は寒さに耐えるために活発に働いていた
細胞が休止期へと入っていくために抜けていきます。
抜け毛を減らす方法
頭皮を健やかに保つことが重要です。頭皮環境が悪くなると
痒みや炎症を起こして予期せぬ抜け毛が発生する可能性があります。
加えて、刺激の強すぎるシャンプーには要注意です。
清涼感を得ることができるシャンプーは使用して爽快かもしれませんが、
刺激の強い化学物質が配合されており、頭皮には良くありません。
ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウムが成分中に含まれて
いないかチェックしてみましょう。
抜毛症について
正常な毛を引き抜いてしまう精神症です。人口の2%が抜毛症と
言われています。学童期の女子に多いとされていますが、
成人でも発生が確認されています。原因はストレスや
不安とされていますが詳しくは解明されていません。
抜け毛は薄毛への危険信号かも
毛髪サイクルが何らかの原因で乱れている場合、
薄毛の前兆であることがあります。その前兆かどうかは抜けた毛を見ることで判断することが可能です。
以下、薄毛の危険性のある抜け毛タイプを見ていきましょう。
危険な抜け毛タイプ
- 短くて細い抜け毛
- 毛根がいびつな抜け毛
- 毛根が皮脂などで汚れている抜け毛
- 毛根が小さく細い抜け毛
これらに当てはまる場合、頭皮環境が悪かったり毛髪サイクルが
乱れている可能性があります。
危険な抜け毛タイプの場合、なにが原因かを確認しましょう。
栄養不足による抜け毛
食生活が変化したり、ダイエットを始めることがきっかけで
髪の毛が栄養不足に陥ることがあります。
髪の毛は肌や筋肉に比べて栄養素が使われにくい部分です。
食生活は髪の毛に与える影響が大きいので、特に注意して見直しましょう。
環境・習慣による抜け毛
日常的にデスクワークをしている人は、肩や頭皮の血行が悪くなっている
可能性があります。血行不良は髪の毛への栄養供給の減少に繋がるので
育毛において致命的です。
他にも睡眠時間が短い人や、慢性的にストレスを感じている人は
生活習慣の改善に努めてみましょう。
またシャンプーを変えたりすると一時的に抜け毛が増えることがあります。
急激に抜け毛が増えた…
急に抜け毛が増えて、さらに生え際や頭頂部が薄毛になってくると
AGA(男性型脱毛症)の疑いがあります。
その場合は栄養バランスや生活習慣を見直しつつ、
育毛剤や専門機関での治療が必要になります。
抜け毛のタイプによって、上記のように様々な要因や対策が存在します。
がむしゃらに育毛を行うのではなく、抜け毛・薄毛の原因を
徹底解明して適切な育毛を行うことが重要です。
まとめ
抜け毛のタイプによって、上記のように様々な要因や対策が存在します。
がむしゃらに育毛を行うのではなく、抜け毛・薄毛の原因を
徹底解明して適切な育毛を行うことが重要です。