抜け毛が原因?膠原病とは・・
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膠原病とは
膠原病は、1万人に1人の割合で発症するといわれています。膠原病とはどのような病気を指すのでしょうか?
膠原病について
膠原病は高熱や発疹、倦怠感といった症状とともに、異常な量の抜け毛が見られることが多くあります。髪の毛の抜ける量がいつも以上に多い、円形または頭皮の一部がごそっと抜けた、朝、枕に大量の抜け毛があるときには病気である可能性が高いので病院を受診しましょう。
膠原病は病名ではない
全身性エリテマートデス、慢性関節リウマチ、多発筋炎、皮膚筋炎、全身性進行性硬化症、結節性動脈周囲炎の疾病が合わさっている病気の名前として使われている言葉です。リウマチ熱は感染による発症と分かっています。しかし、リウマチ熱以外はいまだ原因がわかりません。膠原病に関する研究は年々進んでいますがはっきりとした原因はわかっていないのです。女性に多く見られる病気で、比較的若い女性の不明熱(原因不明の発熱)として発見されることが多いです。初期症状としては、手足や顔に発疹や紅斑ができることがあります。このほか、目や口など粘膜の乾燥、爪の変形、皮膚の乾燥、髪の脱毛症状などがみられます。
膠原病によって抜け毛が増える
膠原病になると抜け毛が増えます。なぜ抜け毛が増えるのでしょうか?
免疫機能が毛根を攻撃
膠原病の中にある疾病に、「自己免疫疾患」があります。免疫機能が毛根を攻撃するのではないかと考えられています。
栄養が足りない
免疫システムの異常は、毛根だけでなく身体の臓器にも影響を及ぼします。身体が栄養不足の状態になっているということは、髪にも十分な栄養が送られていません。髪に必要な栄養が得られないことで、抜け毛がおきてしまいます。
貧血や倦怠感、ホルモンバランスの異常による脱毛
貧血や倦怠感、ホルモンバランスの異常により、全身の循環が低下し、身体の隅々にまで栄養が行き届かないことが、抜け毛を引き起こす原因と考えられています。
膠原病の原因
膠原病の原因に打ち手説明します。
ストレス
身体的・肉体的ストレスによる自律神経のバランスが崩れることが、免疫システムに異常をきたす原因ではないかと考えられています。
ウイルス
膠原病は感染力があるものではありません。風邪などのウイルスにかかった時をきっかけに膠原病を発病してしまうと考えられています。
体質
親が膠原病だと子供が膠原病になる確率がた邪魔ることが報告されているので、膠原病が遺伝と関係あるという考え方もあります。
紫外線
紫外線も膠原病を発病するきっかけになると考えられています。特に長時間紫外線にさらされていると、膠原病にかかりやすくなることは判明しています。
まとめ
膠原病は自己免疫疾患の一つです。発熱や倦怠感とともに、抜け毛が増えるという症状も見られます。異常な抜け毛を感じたら、放置していても症状は治まりませんからすぐに医師へ相談しましょう。