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「痩せ髪」ってなに?原因は?

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髪にコシがなくなり、細くなっているのを放置すると抜け毛へと繋がってしまいます。
痩せ髪となってしまう原因を知って、毎日ケアをすることで、抜け毛への進行を止め、更には太くてコシのある髪へと改善させることも可能となります。

「痩せ髪」とは?

元々健康だった髪が痩せたように細くなり、艶やハリの失われた髪のことをいいます。髪の毛はケラチンというタンパク質で作られているのですが、ケラチンが減ると髪の毛が細くなってしまいます。 又、年齢を重ねると身体の心身代謝も悪くなってくるので、年齢を重ねた方は「髪が細くなってきた」と感じる方が多いようです。

男性ホルモンの影響から女性よりも男性の方が薄毛になりやすいのですが、女性の方も年齢や食べ物・髪の扱い等によって痩せ髪になる方もいます。痩せ髪はそのまま放置していると薄毛となってしまいますので、痩せ髪を防止する為にも日ごろのケアが大切となります。

女性の髪が痩せる原因

髪が痩せてしまう原因は様々です。こちらで1つ1つ解説付きで紹介していきます。

血管の老化と女性ホルモンの低下

女性の髪の太さは30代前半がピークといわれていて、その後は年齢を重ねる毎に毛母細胞の活性が低下したり、血管も老化するので毛根に栄養を運ぶ力も衰えます。
加えて、女性ホルモンの分泌量も低下するので髪の毛は細くなっていきます。

(女性ホルモンの1つであるエストロゲンには髪の主成分であるコラーゲンを促進させる働きがあります。エストロゲンが減少すると髪・肌・骨・関節・血管等のコラーゲンを多く必要とする部分の劣化や老化が進行してしまいます。)

血行不良

血管は老化をすると、弾力がなくなるので頭皮の毛細血管に血液を行き渡らせれなくなります。
女性は冷え性の方が多いですが、これは血行不良によるものです。元々血行不良の方が、加齢によって筋力低下や女性ホルモンの低下などが加わると一層血行が悪化していきます。
血行が悪くなると髪の成長に必要な栄養分が毛乳頭(髪を作る毛根部分の細胞)へ運ばれなくなるので、髪が成長できず、痩せた細い髪の毛が生えてしまいます。

パーマ・カラーリング・縮毛矯正

カラーリングやパーマは薬剤や熱による刺激によって、頭皮や髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。
特にパーマを繰り返すと髪の強度や弾力は低下しますが、中でも一番頭皮や髪に負担をかけてしまうのが縮毛矯正です。

縮毛矯正を繰り返しすと、頭皮や髪の毛にはダメージがかなり蓄積され、髪のハリやコシがなくなって細い毛になり、毛根も弱める為、抜け毛の原因となってしまいます。 太く、コシのある髪をキープしたい方は、パーマやカラーリングの頻度を減らしたり、頭皮に優しい薬剤を使用するようにして下さい。

偏食や食事制限をしている

脂こいものや外食ばかりの食事で栄養のバランスが悪かったり、食事制限等で身体が栄養失調の状態になっていると、髪の毛や頭皮に十分な栄養が補給されなくなります。その結果、髪の毛が細くなったり、抜け毛となってしまいます。
髪の毛の主成分であるタンパク質をしっかりとり、バランスの良い食事を心がけましょう。

熱でスタイリングしている

ドライヤーやホットカラー・ヘアアイロン等の使用頻度が高いと、髪の毛のタンパク質にダメージを与えてしまい、キューティクルが傷んでしまいます。そうなると、髪の保温バランスが低下するので、髪の毛が細く、弱くなっていしまいます。

痩せ髪を改善したい方は、ドライヤー等の使用回数を減らし、使用する時は低温度で使用しましょう。又、髪の毛を熱から守るヘアケア商品を使用するのもおススメです。

薬やピルの副作用

処方箋薬やピルの影響で髪の毛が細くなってしまう事もあります。
何か異常を感じたときは医師に相談しましょう。

シャンプー選びが間違っている

フケやかゆみが出たり、地肌が赤く炎症を起こしている場合は皮膚が弱っていることにもなります。
乾燥肌や皮膚の弱い方は、シャンプーの刺激にも弱いので、合わないシャンプーを使用し続けると頭皮へのダメージが蓄積されて、痩せ髪となってしまいます。

太いコシのある健康な髪になる為には、髪が生える土台となる頭皮の健康づくりが大切です。 洗浄力が強いものや、シリコンコーティング剤や合成物質が多く入っているシャンプーは、地肌が乾燥して刺激に弱くなり、トラブルの元になります。 必要以上に皮脂を取らずに優しく洗い上げ、頭皮を保湿するシャンプーを使用しましょう。

きついタイプのスタイリング剤を使用している

ヘアスプレーやジェルなどの1日ヘアスタイルが長持ちするタイプのきついスタイリング剤には、アルコールが多量に含まれているものが多く、髪に負担がかってしまいます。

髪の毛を固めるタイプのスタイリング剤は避け、ヘアクリームのようなものでスタイリングをすると良いです。
スタイリングをした日はしっかりシャンプーで洗い流しましょう。

痩せ髪を改善する方法とは?

痩せ髪を改善して、太くてコシのある髪を育てる為の簡単な方法を紹介しています。できることから始めてみて下さいね。

質の良い睡眠を十分にとる

睡眠中は成長ホルモンが髪や頭皮の状態をを修復し、再生させます。 又、睡眠中は交換神経が優位になるので、神経がリラックスし、頭皮等の身体の末端への血流も良くなります。

睡眠不足だと常に緊張状態が続いたままとなりますし、頭皮の血流も悪化し、新陳代謝も悪くなるので、髪の健康の為にも最悪です。 質の良い睡眠を十分にとるようにしましょう。

ストレスを発散する

毛母細胞(髪の毛の成長に重要な役割を果たしている細胞)は敏感なので、ストレスを受けると円形脱毛症を引き起こす等、すぐに髪に影響を与えます。 髪の健康の為にもストレスを溜めない生活を心がけましょう。

頭皮マッサージをする

頭皮が固くなっている状態は、頭皮が血行不良となっているからです。頭皮を柔らかくする為に頭皮オイルマッサージが有効です。 (オイルを塗ると、滑りがよくなるので、頭皮に負担をかけずにマッサージをすることができます。)

シャンプーをする前にオイルを頭につけて、指の腹で丁寧に頭皮マッサージをして下さい。
5分間位マッサージをすると頭皮が柔らかくなるのが実感できますよ。

トリートメントやヘアパックを行う

毎日のトリートメントやヘアパック等をしてヘアケアを行うと、痩せ髪の予防&改善へと繋がります。

まとめ

痩せ髪となる主な原因は老化と女性ホルモンの低下・ヘアカラーやパーマ等のダメージによるものです。 老化を止めることはできませんが、日ごろのケアによって痩せ髪を予防・改善することは十分可能です。 生活習慣の改善&毎日の正しいヘアケアで、いつまでもボリュームのある若々しいヘアスタイルを保ちましょう。

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